
ライフライン、特に電気・ガス・水道を指す場合が多いですが、それらが断たれてしまった場合、どれが一番早く復旧するでしょうか?
災害で一番困るのが、ライフラインの断絶。
電気・ガス・水道などが絶たれると、生活に大きな支障がでてきます。
それらが復旧するまでの日数が長ければ長いほど、心身共に疲れてしまうものです。
一日でも早く復旧してほしいと、心から願わずにはいられないでしょう。
では、電気・ガス・水道のうち、どれが一番復旧が早いのでしょうか?
そこで、1995年に起きた阪神淡路大震災におけるライフラインの復旧状況を例にみてみましょう。
電気の復旧が一番早く約1週間で完全復旧しました。
続いてプロパンガスが約10日後、水道が約1ヶ月後には仮復旧(※完全復旧は4月17日)、都市ガスが一番遅く完全復旧は3ヶ月後となっています。
家屋の倒壊の度合いにもよりますが、住宅内の設備機器が利用可能である場合、前述を参考にすると「オール電化」なら1週間後に、加熱調理が可能になり、暖もとれるようになります。
水道が復旧する約1ヶ月後になると、「オール電化」と「プロパンガス利用」が元の生活にもどれました。
都市ガスは約3ヶ月後に完全復旧するまでは、キッチンとお風呂でお湯が使えず、なかなか元の生活にもどれなかったことになります。
また、電気温水器利用であれば、貯まっていたお湯が使えます。貯まっているのは80℃ぐらいのお湯なので、水と混ぜて40℃ぐらいで使用するとしたら、普通の浴槽で5杯分くらいになります。
大事に使えば2・3日はもつでしょう。
実際に震災にあわれた方からは、「水道が出るまで、何回も温水器からお湯を出して使った」「ガスが復旧するまでの二週間、我が家でできるボランティア活動として、ご近所の皆様に入浴していただきました」などの声が寄せられたとのこと。
暖かいお湯は心まで温かくしてくれたそうです。
(※エコキュートはその仕組み上、停電時は水しかでません。)
住宅の熱源を決める際「電気だけでは何となく心配」という理由でガスを選ぶ人もいるでしょう。
しかし災害時でも、暖房用の石油ストーブ・調理用のカセットコンロなどを予備として用意しておけば大丈夫なのが、お解かり頂けると思います。