仲介しているのが地元の業者なら、価格も含めてかなり信用していいといえる。地元の業者はあまりアコギなことをすると、営業できなくなるからだ。売り逃げ商法といわれるくらいだから、こんなことをする問題業者は地元以外から来た者たちが多い。いずれにしても、ミニ開発業者のほとんどは売り逃げ屋である。違法行為を繰り返しているから、免許名義者がいつも替わる。表向きの社長が何人もいる不動産屋だってある。見せかけの社長の後ろで指揮をとっているのが、とっくの昔に免許を取り上げられた本当の社長だったりする。だから、社長といわれている人や、実権を握っている人と別の人が免許を持っている店は危ない。先に述べた冠水地域、川辺といった住宅不適切の地域だけでなく、道路問題にも引っかかるような土地ばかりを仲介しているからだ。開発業者が売る物件は、普通の不動産屋が住宅不適切な地域として、あえて取り残している地域である可能性が高いことをよく知ってほしい。建て替えができない中古住宅にはご用心とにかく、中古住宅はすぐ最近まで人が住んでいたから、住環境が整っていると考えがちである。だから、家が古いだけであとは大丈夫と、間取りや方位を見て、簡単に襖の開け閉めをしたあとは、庭や表から家を眺め直して現地調査を終わらせてしまう。『売る場合の発想もだいたいこれと同じではないだろうか。いままでちゃんと生活してきたのだから、まだまだそれなりに使えるのだと。自分がいままで住んでいた家が建て直し不可能の家だったことが、いざ売る段になってやっとわかった人の話は前に紹介したが、別に特殊な例ではないと思う。中古の場合は、建て替え不可能の家は、別にその原因を明文化しなくても売ることができる。
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